更新日 2021年04月16日

【プレスリリース考察】エニマリが「まん延防止等重点措置」についての意識調査を実施

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、4/7に出た「5割超の結婚式場が「まん延防止等重点措置」の適用について、「すでに十分な対応ができているので変更は必要ない」と回答
〜結婚式場における「まん延防止等重点措置」についての意識調査〜」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社くふうカンパニー
配信日時 2021年4月7日 16時47分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000046400.html
タイトル 5割超の結婚式場が「まん延防止等重点措置」の適用について、「すでに十分な対応ができているので変更は必要ない」と回答
〜結婚式場における「まん延防止等重点措置」についての意識調査〜

くふうカンパニーグループにおいて、結婚にまつわる様々なシーンを「新しいカタチ」でお祝いし合えるサービス・メディアを展開する株式会社エニマリ( https://about.anymarry.com/ )は、2021年4月5日より大阪府、兵庫県、宮城県に適用された「まん延防止等重点措置」について、今後全国各地に同様の措置が拡大される可能性も踏まえ、4月2日〜4月5日の期間にウェディング総合情報メディア『みんなのウェディング』の取引先結婚式場を対象に、意識調査を行いました。

  • 5割超の式場が「まん延防止等重点措置」の適用について、「すでに十分な対応ができているので変更は必要ない」と回答

『みんなのウェディング』の取引先結婚式場に、「まん延防止等重点措置」の対象となっている式場がある場合、あるいは今後対象となった場合に「対応を変更するか」についてきいたところ、52.9%が「すでに十分な対応ができているので変更は必要ない」、32.9%が「わからない・検討中」、4.7%が「対応が十分ではないので強化する」と回答しました。「対応が十分ではないので強化する」と回答した中には、今回の措置に合わせ「二酸化炭素濃度測定器の導入」「食卓のアクリルボードの設置」などを検討している会場がみられました。また「その他」の回答には「十分対応しているがもっとできることがないか検討する」といった意見などがあがりました。

  • 「施設内への消毒設備の設置」「従業員のマスク・フェイスシールド着用の徹底」の実施率は100%

コロナ禍において、「どのような対策を取っているか」について「公益社団法人日本ブライダル文化振興協会」が提示する結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」を参考にきいたところ、以下の回答結果となりました。

【会場の環境対策】
・「施設内への消毒設備の設置」「従業員のマスク・フェイスシールド着用の徹底」の実施率は100%、すべての会場が対策済み
・「従業員への検温実施」「施設内の定期的な清掃・消毒を実施」「屋内施設での換気徹底 」などの対策は9割以上が実施

【飲食を伴う披露宴の感染対策】
・「提供する料理は、個人盛りとし、大皿盛りは避けるなどの対応」「お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けるなどの対応」などの対策は9割以上が実施
・回答式場の中には「各卓上にアクリルパーテーションを設置する」といった、飲食時の飛沫感染をより防ぐ対策をしている会場も

【ゲストへの感染対策】
・マスク着用については「挙式・披露宴参列者のマスク着用の促し」「集合写真撮影は、 直前までマスク着用を促し、 会話を控えてもらう」の対策は9割以上が実施
・密にならないためのソーシャルディスタンス対策については「隣席とは飛沫感染が防げる十分な間隔(1席程度の間隔)を開ける」 「参列者が密にならない十分な間隔を開けた(1m以上、可能なら2m以上)誘導の実施」の対策は7割以上が実施
・「参列者への検温実施 」は9割が実施

  • 収束の先行きが見えないコロナ禍での結婚式開催に様々な課題や悩み

その他、コロナ禍で「現在困っていること・感じていること」についてきいたところ、

「コロナ禍前に、最大収容人数50%以上を条件に成約したゲストが延期になった場合の人数制限」
「延期に関する規約の基準」
「参列人数が多い時はソーシャルディスタンスが保ちにくい」
「どのような対策を講じても100%安全とは言い切れない状況にある」

といった、結婚式場のコロナ禍対策に課題や懸念点があることに加え、

「新規来館カップルのニーズの変化(少人数化)」
「コロナ収束が不明で婚礼時期が決まらず、成約につながりにくい」
「挙式会場など参加人数を制限しているため、大人数希望の新規受注が鈍化している」

といった声があげられ、 コロナ禍での結婚式開催において、 引き続き様々な課題や悩みがあることがわかります。

調査概要:「まん延防止等重点措置」に関する意識調査
調査方法:インターネットアンケートによる調査
調査期間:4月2日ー4月5日
調査対象:『みんなのウェディング』の取引先結婚式場
調査人数: 85社

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

エニマリが「まん延防止等重点措置」についての意識調査を実施のリリースについて考察

と、上記のような意識調査を公開しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

調査の概要と目的

詳細はリリースを見ていただければと思いますが、各社とも自社HPや式場公式HPで感染対策を公開していますが、複数式場の状況を横断的に公開していることは多くないので、こういった調査結果の公開は意味ある情報になると思います。

顧客側が式場がどのような対策をしているのかを知れるという点でもそうですし、式場側も他社の対策状況を知ることができるという点でもそうですね。

エニマリとしては直接的にこのリリースで何かを目的としているというよりは、業界全体の状況を公開することで、披露宴を実施できること(しかるべき対策をしていること)発信すること目的としているのだと思います。

式場が求められる対策

今回のリリースはまん延防止等重点措置についてですが、これまで出されてきた緊急事態宣言や各自治体が独自で出している方針などによって、都度対応を求められてきています。そのたびに対応をしなければいけないのでそもそも大変ですし、各政策によって式場に求められる対応も変わってきます。わからないの回答が30%ほどあるのもその一因でしょう。

今後の見通しはまで不透明で、ワクチン接種もどれくらいまでに国民にいきわたるのかも現時点では見えていません。ただ、しかるべき対応は行っていることが施行開催の前提ともいえるので、その分の負担はあるもののやらなければいけないことをやっていくことが必要になるでしょう。

 

エニマリが「まん延防止等重点措置」についての意識調査を実施のリリースについてまとめ

基本的な対策については多くの項目で90%以上が実施しているようにすでに取り組んでいる式場がほとんどです。もう1年書き続けている気がしますが、早く落ち着くことを願っています。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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