更新日 2021年05月28日

【プレスリリース考察】アスマークがコロナ禍での挙式スタイルに関する調査をリリース

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/18に出た「コロナ禍でのオンライン挙式の参加経験は2割未満~コロナ禍での挙式スタイルに関する調査~
コロナ影響に関わらず、結婚願望がある人のうち、4人に1人は「挙式をしない」意向」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社アスマーク
配信日時 2021年5月18日 12時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000018991.html
タイトル コロナ禍でのオンライン挙式の参加経験は2割未満~コロナ禍での挙式スタイルに関する調査~
コロナ影響に関わらず、結婚願望がある人のうち、4人に1人は「挙式をしない」意向

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、20~50代男女に「コロナ禍での挙式スタイルに関する調査」としてアンケート調査を実施し、その結果を5月7日に公開しました。
※調査日は2021年4月7日(水)~4月12日(月)です。

【 調査結果 】
結婚式やお葬式などの冠婚葬祭。密を避けるため、開催できずに延期したり、身内だけで規模を縮小して行われたりなど、コロナ前とは様相が一変しています。一方、オンライン挙式・オンライン葬という新たな形が生まれつつありますが、「対面で行なうもの」という暗黙知が強く、いまいち広がりを見せない現状があります。
そこで、行事の主催側と参列側の立場で、それぞれオンライン冠婚葬祭の利用意向について調べてみました。
※本稿では、結婚式のみに焦点をあてています。「葬儀スタイル」に関しては本文からのリンクをご確認ください。

< トピックス >

  • コロナ影響に関わらず、結婚願望がある人のうち、4人に1人は「挙式をしない」意向
  • コロナ禍でのオンライン挙式の参加経験は2割未満
  • 主催側・参列者側ともに、コロナ影響や物理的距離に関わらず、「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が大半
  • オンライン希望、主催側・参列者側ともに性年代で大きな差異はみられない
  • 参列者側の「直接式場に行きたい」より、主催側の「直接式場に来て欲しい」意向の方が強い

※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202104wedding/

※「コロナ禍での葬儀スタイルに関する調査」はこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202105funeral/

 < ピックアップ >
■挙式意向
結婚願望がある人、挙式したい割合は

コロナ影響に関わらず、4分の1が「挙式はしたくない」。
「少人数で行いたい」人が3分の1を占めており、コンパクトな挙式スタイルが求められる傾向。

■コロナ以降の結婚式への参列形式
コロナ禍で、オンライン挙式へ参列した人の割合は?

コロナ禍でも結婚式の参列スタイルは、「式場に行って参列」するのが9割以上であり、オンライン参加は1割強にとどまる結果に。

■コロナ禍で希望する参列形式
コロナ禍で求められる参列形式は?

交流がある人に対しては、コロナ禍でも「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が大半。
コロナ影響や物理的距離によって求められる参列形式が大きく変わることはない。
また、コロナ禍で遠方に住む”私生活で交流のない人”に対しても、約2割が「直接式場に来て欲しい」と回答しているため、単にたくさんの人から直接祝われたいという欲求もあると思われる。

■オンライン形式での参列希望
性年代でオンライン形式での参列意向に差はあるのか

30代で主催側のオンライン参列意向は低く、40-50代で参列者側のオンライン参列意向が高いものの、主催側・参列者側ともに性年代で大きな差異はみられない。

■参列形式の意向レベルの違い
主催側と参列者側で求める参列形式に温度差はあるのか

参列者側の「直接式場に行きたい」より、主催側の「直接式場に来て欲しい」意向の方が意向が強く表れている。同様に、主催側より、参列者側の「オンラインでの出席」の方が意向が強く温度差が生じている。

【 結論 】
コロナ影響に関わらず、主催側・参列者側ともに対面での参列意向が強い。
最近話題のオンライン挙式については、”自粛慣れ”した今では需要は少ないものの、参列者側にとっては参列スタイルの選択肢のひとつとして一定の需要が見込まれる。
「挙式はしたくない」「少人数で行ないたい」という意向が強いことからも、挙式スタイルは多様化しているため、部分的なオンライン化も必要になりつつあるようだ。

【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202104wedding/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。

※「コロナ禍での葬儀スタイルに関する調査」はこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202105funeral/

【 調査内容 】
■スクリーニング

  • 結婚願望の有無
  • 挙式意向
  • 冠婚葬祭への参列経験
  • コロナ以降の冠婚葬祭への参列経験
  • コロナ以降の冠婚葬祭への参列形式

■本調査

  • 【主催者側/遠方/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【主催者側/近所/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【主催者側/遠方/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【主催者側/近所/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【参列者側/遠方/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【参列者側/近所/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【参列者側/遠方/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式
  • 【参列者側/近所/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式

【 調査概要 】
調査名  :コロナ禍での挙式スタイルに関する調査
調査対象者:20~50代男女/結婚願望があり、人数を集めて挙式したい方/結婚式・お葬式の参列経験者
有効回答数:260サンプル
割付   :20代30代男女各50s、40-50代男女各30s
調査期間 :2021年4月7日(水)~4月12日(月)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

アスマークがコロナ禍での挙式スタイルに関する調査をリリースについて考察

と、上記のような調査結果を公開しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

調査結果の概要

リリースの方にはグラフ付きで掲載されているので結果に興味がある方はぜひそちらもご覧ください。ポイントをまとめると、

  • コロナ影響に関わらず、結婚願望がある人のうち、4人に1人は「挙式をしない」意向
  • コロナ禍でのオンライン挙式の参加経験は2割未満
  • 主催側・参列者側ともに、コロナ影響や物理的距離に関わらず、「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が大半
  • オンライン希望、主催側・参列者側ともに性年代で大きな差異はみられない
  • 参列者側の「直接式場に行きたい」より、主催側の「直接式場に来て欲しい」意向の方が強い

この通りで、そもそも少人数化を希望する人が増えているのでオンラインかを問わず列席者が少ない、かつ列席者側の意向よりも主催者側の意向の影響が強いので直接列席すると回答した人の方が多いという結果になっています。

オンライン列席は今後スタンダードなものになるのか?

ちょうど1年前くらいには「オンラインウェディング」が流行りましたね、流行ったというか複数の企業から同様のサービスに関するリリースを出ていた記憶があります。さて、あれから1年がたち現状は2割弱の経験でした、という結果となっています。

個人的には意外と多いなと思ったのですが、これがスタンダードになったかというとまだそこまでには至っていないととらえるのが妥当かなと思います。

もしこれからワクチン接種が進み状況が落ち着いたとしてオンライン列席は増えるのかと考えると、基本的にはリアルでの列席としつつ、たまに事情があって来られない親族などが利用するかもな、程度じゃないかと考えています。もし会社や友人層まで増えるとしたら

オンラインかつリアルタイムで友人の結婚式を見られることの価値は何なのか?

このポイントを突破したケースのみでしょう。私自身ではここが見えていないので今の時点ではわからないですが、そういったサービスが出てくるのを期待します。

 

アスマークがコロナ禍での挙式スタイルに関する調査をリリースについてまとめ

最近はこういった調査系のリリースが多いですね。客観的かつ定量的なのでこういったリリースは逃さずに見ていこうと思います。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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