更新日 2020年12月20日

【プレスリリース考察】CAN EATとマイプリントがシステム連携を開始

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、12/15に出た「CAN EATとマイプリントがシステム連携。業界シェアNo.1、全国約700の結婚式場が利用する招待状システムから、アレルギー情報のとりまとめが可能に」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社CAN EAT
配信日時 2020年12月15日 12時02分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000046724.html
タイトル CAN EATとマイプリントがシステム連携。業界シェアNo.1、全国約700の結婚式場が利用する招待状システムから、アレルギー情報のとりまとめが可能に

株式会社CAN EATが開発・運営するアレルギーヒアリングサービス『CANEAT』と、マイプリント株式会社が開発・運営する『ウエディングパートナーシステム(WPS)』が、2020年12月15日よりシステム連携を開始します。

本連携により、招待状や座席表をつくるWEBシステムでシェアNo.1を誇り、全国約700式場へ導入されているシステムから簡単にCAN EATのURLを発行できるようになり、食事制限情報のとりまとめ業務の効率化、アルバイトも含めたアレルギー教育コストの削減や提供ミスの防止などの効果が期待できます。

■背景
結婚式や結婚披露宴の準備では、新郎新婦とプランナー間のやりとりが多く発生するため、従来よりコミュニケーションの効率化が求められてきました。

特に、結婚披露宴の参加者に対する食事制限のヒアリングは、各社が独自のフォーマットを用いてアナログで行っているため、顧客・プランナー・調理スタッフの間で伝達ミスが生じたり、ヒアリング不足からとりまとめに時間がかかったり、あるいは過剰対応になってしまうことが多く、安全で効率的な運用が求められています。そこでCAN EATは、アレルギーなどの食事制限があるゲストの情報を簡単にとりまとめて管理できるサービスを開発・運営してきました。

この度、出席者の管理や座席表の管理を効率化するマイプリントのシステム「WPS」とCAN EATがシステム連携することにより、さまざまな情報を一括で管理できるようにし、コロナ禍における業務の効率化と人手不足の解消をめざします。

■ご利用方法
WPSに導入されたCAN EATのアレルギーヒアリングサービスは、下記の手順で簡単にご利用いただけます。

1.WPSトップページ画面下部にある資料ダウンロードボタンを押下します。
2.資料ダウンロード ページ内のCANEATロゴが表示されている項目が利用可能な機能です。
3.新郎新婦がWEBブラウザからWPSにアクセスし、ゲストに食事制限情報を入力してもらうためのURLを発行します。そのURLをLINEやメールなどのメッセージアプリでゲストに送付します。
4.食事制限があるゲストが、ガイドに沿って詳細な情報を入力します。
5.自動でとりまとめられた食事制限の一覧を、WPSからプランナーが確認します。PDFで他関連メンバーに共有したり、印刷してキッチンの調理スタッフに渡すことも可能です。

■料金
WPS(初期費用30,000円)にオプションサービスとしてCAN EATを追加することにより、アレルギーヒアリングサービスをご利用いただけます。下記の料金メニューからお選びください。

<CAN EATの料金>

初期費用 100,000円
1.月額コース 80,000円/月
2.単発コース 5,000円/ご利用1回あたり

※どちらの料金コースにも、サービス利用時においてアレルギー事故が発生した場合に治療費や見舞金を補償する保険が附帯しています。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000046724.html?fbclid=IwAR2nZMeWzsofOKzZH4oIF9WTlpaHg8dbcYpQqi-j-RMKSA_5gt2z94QWspg

■アレルギーヒアリングサービス「CAN EAT」とは
「CAN EAT」は、お客さまの食べられないものなどの情報を事前に入力していただくことで、一人ひとりの詳細な食事制限の情報を正確かつスムーズに把握できるサービスです。

本サービスをご利用いただくことにより、アレルギー情報のとりまとめ業務を効率化するとともに、伝達ミスを防止し、当日の急な申告を減らせるため、大きなリスクヘッジになります。

また、過去のアレルギー事故やヒヤリ・ハット事例をもとに食品表示や食品の取り扱いに関する注意点をまとめた辞書機能を装備しているため、だれもが簡単に食物アレルギーについて学ぶことができ、教育コストの削減につながります。

ホテル・ウェディング・飲食店さま向け紹介ページ:https://biz.caneat.jp
導入事例:https://biz.caneat.jp/case/leau-a-la-bouche/

■ウエディングパートナーシステム(WPS)とは
ウエディングパートナーシステム(WPS)は、式場関係者(担当者)と挙式者が結婚式・披露宴を円滑に行い、時間を大切に使うために、インターネットを利用してサポートするWEBシステムです。

招待客名簿の作成、席次表の作成、引出物とゲストの集計など、手作業では時間と手間がかかっていた作業も、WEB上で簡単に進めることができます。

本システムとCAN EATが連携することにより、アレルギーなどの食事制限情報のとりまとめや管理もWPS上で行えるようになり、業務のさらなる効率化が期待できます。今後、申告された情報を座席表に自動反映させるなどの追加機能も検討しています。

ウエディングパートナーシステム(WPS)紹介ページ:https://wps-2.myprint.co.jp/wps/index.html#

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

CAN EATとマイプリントがシステム連携開始のリリースについて考察

と、上記のようなシステム連携を開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

システム連携の概要と目的

マイプリントが運営する「WPS」でCAN EATのURLが発行できるようになる連携で、初期費用と月額または単発の費用が掛かります、という内容です。WPS、CAN EATってそれぞれなんだ?というのはリリース内にサービスページへのリンクがあるのでそちらをご覧ください。

CAN EAT側の狙いは販路拡大だと思います。結婚式場に営業して契約をまいて…とするよりもすでに顧客が集まっているところと組む方が利用者の獲得には早いですし、同社のビジョンの実現にも近づくのだと思います。

一方、マイプリント側の狙いはWPSの機能強化。より多様な機能を提供できるようになることで現クライアントの満足度も高まることが期待できますし、新規クライアント獲得の強みにもなるでしょう。

これからの顧客情報管理

このリリースの背景のところにも書いてあるように、これまでの顧客情報管理(ゲスト分含む)は紙などアナログで行われていることが多かったため、工数もかかりミスも多く発生していました。

近年ではDXともよく言われますが、デジタルを活用した業務効率化や精度向上は今後の必須課題だと言えます。ただ現時点でWPSやCAN EAT以外にもたくさんのツールがありますが、バックヤード側の業務システムで大きなシェアを持っているところはないと思います。

こういったシステムは利用者が増えることでキャッシュフローが安定し、開発への投資ができるようになりさらに改善する、というサイクルでサービスが成長していくことが多いので、まずいかにしてシェアを取っていくかが重要になります。

小さなサービスが100個あるより、網羅的なサービスが1つあった方が式場側の効率は改善されるので、今後はこのようなサービス間の連携や統合などが進んでいくんじゃないかなと思います。

 

CAN EATとマイプリントがシステム連携開始のリリースについてまとめ

カップルとは直接は関係ないところのリリースでしたが、こういった業務改善はプランナーの効率を高めるだけでなく、間接的に顧客にとってもメリットあると思うんですよね。なので、今後もこう言ったツールやシステムの改善は進んでいくといいなと思います。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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