更新日 2021年01月31日

【プレスリリース考察】ハナユメがウィルゲートのオンライン編集チーム構築サービスを導入

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、1/25に出た「「Hanayume(ハナユメ)」を運営するエイチームブライズが、ウィルゲートのオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」導入へ」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社ウィルゲート
配信日時 2021年1月25日 11時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000011200.html
タイトル 「Hanayume(ハナユメ)」を運営するエイチームブライズが、ウィルゲートのオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」導入へ

株式会社ウィルゲートは、結婚式場情報サイト「Hanayume(ハナユメ)」を運営する株式会社エイチームブライズが、ハナユメ独自の高品質なコンテンツ制作に向け、ウィルゲートが運営するオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」を導入したことをお知らせいたします。

■「エディトル」について
エディトルは、コンテンツ制作に特化したオンライン編集チーム構築サービスです。経験豊富で様々な経歴を持つ編集者・ライターを採用し、お客様ごとに最適な編集チームを構築することで、高品質なコンテンツ制作を実現します。
URL: https://client.editoru.jp/

■「Hanayume(ハナユメ)」について
ハナユメは、花嫁の夢を叶える結婚式場情報サイトです。全国12ヶ所に無料相談デスクも展開しており、オリコン顧客満足度®調査「結婚式場相談カウンター」において、国内最大評価となる「1位」を4年連続獲得しています。
URL: https://hana-yume.net/

■今回の導入背景についてのコメント(エイチームブライズより)
エイチームブライズは、結婚式準備に関する様々な情報をご紹介するオウンドメディア「ハナユメ結婚式準備ガイド」を運営しています。
そのオウンドメディアで、ウエディングプランナーや、リングショップスタッフへのインタビュー記事の制作を新たに開始し、ハナユメのミッションでもある「一組でも多くのカップルに理想の結婚式のきっかけを」叶えることを目指します。
インタビュー記事の制作に際し、
・外部に専属の編集チームを構築できるサービスである
・コロナ禍でもオンラインで取材~納品までを一気通貫して行える
・品質の高い記事が制作できる
といった特徴を持つ「エディトル」が、最適であるという判断のもと、サービスの導入に至りました。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ハナユメがウィルゲートのオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」を導入のリリースについて考察

と、上記のようなツールを導入しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

エディトルの概要と導入目的

エディトルはウェブサイト上のコンテンツ制作を専門とするチームを構築するためのツール(サービス?)で、導入することで専門のライティングチームを構築することができます。

ハナユメはゼクシィやみんウェ、ウエパなどの他媒体と比較すると掲載式場数が少ないので、SEOという観点ではエリアKWなど掲載式場数がものと言うKWでは上位掲載が難しいのが現状だと思います。また、口コミサイトと比較するとユーザー側が投稿するコンテンツ(口コミや花嫁相談など)もないので、サイト内コンテンツ量で勝つことも難しい。

そうなるとコンテンツの量だけではなく質の高さで勝負することが必要になり、インハウス化したライターだけでは高い質のコンテンツを必要量確保するのが難しいと判断した、導入背景はこんな感じじゃないかなぁと思います。

コンテンツマーケは今後どうなるのか?

コンテンツマーケ(=検索エンジンで上位表示されるために大量のコンテンツをつくるマーケティング手法)という言葉が出てからもう10年くらいたんですかね。2016年にウェルク事件もありコンテンツの内容についての目は厳しくなってきているものの、手法自体は今も健在ではないかと思います。

ただ一方、多くの会社が「SEOのための」コンテンツを量産したことによって、何を検索しても同じようなコンテンツしか上位表示されなくなり、その結果としてサイトやブランドの独自性は失われつつあると私は考えています。ブライダルでいえば、ハナユメの記事を見てもゼクシィの記事を見ても書いてることは一緒、なのでオーガニックトラフィックを獲得してもブランド名が記憶に残らなくなる、といった具合です。

特にブライダルの場合、市場が伸びているフェーズではないので(むしろ縮小が加速している)、トラフィック獲得を伸ばすことと同時にブランド指名をどれだけ増やすかも重要になってきます。検索結果画面の「面を取りに行くこと」は前提として、その上で制作するコンテンツに自社サービスブランドの色をどれだけつけることができるか、今はその両方が求められているのではないでしょうか。

 

ハナユメがウィルゲートのオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」を導入のリリースについてまとめ

いずれにせよ、こういったサービスを活用することは有効な施策の1つだと思います。マーケティングの手法は細分化・高度化してきていますし、すべての領域のスペシャリストを内製化するのはコスト的にもかなり困難です。自社独自の強みになるところは内部で持ち、そうでないところは専門家を頼るのような姿勢が大事になるのかなと思います。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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