更新日 2021年04月30日

【プレスリリース考察】IBJがT&Gと婚活支援で協働

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、4/26に出た「婚活のIBJ、婚礼大手「テイクアンドギヴ・ニーズ」と婚活支援で協働
~「婚活」と親和性の高い企業が、知識と経験を活かし「婚活支援」におけるシナジーを創出 ~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社IBJ
配信日時 2021年4月26日 14時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000485.000007950.html
タイトル 婚活のIBJ、婚礼大手「テイクアンドギヴ・ニーズ」と婚活支援で協働
~「婚活」と親和性の高い企業が、知識と経験を活かし「婚活支援」におけるシナジーを創出 ~

株式会社IBJが運営する会員数No.1(※1)の結婚相談所ネットワーク『⽇本結婚相談所連盟』に、全国でウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズが加盟し、2021年4月30日(金)結婚相談所「ema 東京(エマ トウキョウ)」をオープン。当社の有する成婚ノウハウやシステムを提供し、婚活支援で協働します。

日本国内の深刻な課題である「出生率低下」や「人口減少」において、結婚を希望される方々の婚活支援は、社会的課題の解決に向けて重要な意味を持ちます。当社は、人口減少問題解決を目指し、全国2,700社超の加盟相談所とともに、2020年は日本の婚姻組数1.8%(※2)にあたる9,732組の成婚を生み出しています。

婚礼大手のT&Gは、これまで数多の結婚式をプロデュースし、新郎新婦に寄り添いながらおふたりの希望を形にしてきた経験とスキルがあります。「ema 東京」では、ウェディングプランナーとして長年キャリアを積んだカウンセラーがお客様に寄り添い、ご成婚まで親身にサポートいたします。また、ウェディングに関する豊富な知識を活かし、成婚後の両家顔合わせ・式場選び・結婚式のプロデュースまで一貫したサポートを行います。

日本結婚相談所連盟に加盟する相談所の中には、旅行・ホテル・飲食・保険・アパレル等、「婚活」と親和性の高い企業が、新規事業や副業として婚活支援をスタートするケースも多く、多様な業種と協働し、各社の持つノウハウやリソースを活かしながら、市場の様々なニーズに応えます。

  • 日本結婚相談所連盟  加盟事例(一部抜粋)

・築地本願寺「築地の寺婚」
築地本願寺倶楽部の会員様限定で婚活サポートを行っています。仏前結婚式や披露宴も行っており、結婚カップルが”出会った場所”で結婚式を行うことも可能です。
https://tsukijihongwanji.jp/terakon/

・株式会社ドワンゴ「Ncon」
ゲーム・アニメ・漫画といったサブカルチャーの趣味を持つ男女を対象とし、男女ペアの専任カウンセラーがオタク婚活をサポート。アバターでオンラインお見合いができるサービスも行っています。
https://ncon.partners/

昨今の副業ブームも相まって結婚相談所を開業する方が増加する中、IBJは15年以上にわたり培ってきた成婚ノウハウを加盟相談所へ波及し、時代や環境に応じた柔軟なサポートで、加盟相談所とともに良縁を育んで参ります。

  • 日本結婚相談所連盟(http://www.ibjapan.com/
    全国約2,700社の結婚相談所と、お見合い会員様約70,000名をつなぐ、国内最大級の結婚相談所ネットワークです。(2021年4月現在)結婚相談所の開業支援も行っており、各地域に根差した結婚相談所網を広げることで、相互協力しながら成婚の幸せを生み出しています。※結婚相談所の開業に関するお問い合わせ先
    URL:https://www.ibjapan.com/kaisetu/

※1 日本マーケティングリサーチ機構調べ(2020年9月調査。大手結婚相談所・連盟を対象)
※2 厚生労働省 2020年人口動態統計速報による、日本の年間婚姻件数537,583組に対し、IBJが2020年に創出した年間成婚組数9,732組の割合

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

T&Gの⽇本結婚相談所連盟のリリースについて考察

と、上記のように⽇本結婚相談所連盟に加盟します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

加盟の概要と目的

結婚式場運営の最大手のT&Gが日本結婚相談所連盟に加盟し、本格的に結婚相談所事業を開始するという内容です。これは驚いた。おそらく加盟料なども支払っているのでしょう。

狙いは結婚式と親和性の高い婚活領域へ展開することで、事業の多角化と既存事業とのシナジーだと思います

結婚式場の婚活領域への進出について

個人的には難しんじゃないかなと思ってます。理由は、婚活→結婚式への送客が難しく事業的なシナジーが生みにくいこと、結婚相談所の相談員に求められるスキルとウェディングプランナーに求められるスキルがそこまで親和性が高くないこと、この2つが挙げられます。

結婚相談所はマッチングサービスなので、式場(結婚式)という商品を売る、という仕事とは少し趣が異なります。どちらかといえば人材紹介(求職者と求人のマッチング)のCA経験者などの方がスキル相性はいいでしょう。

なので、今回のT&Gの取り組みが今後どのように進んでいくのかは気になるところです。

 

T&Gの⽇本結婚相談所連盟のリリースについてまとめ

意外なリリースでしたが、こういった事業拡張を始める企業も増えてきそうです。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

CATEGORY同じカテゴリーの記事