更新日 2021年07月11日

【プレスリリース考察】NOVICが蘭とライセンス契約を締結

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、6/29に出た「【婚礼業界におけるライセンスビジネス展開】7月末、仙台市にてカジュアルウェディングのサービス提供を開始。」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社NOVIC
配信日時 2021年6月29日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000071030.html
タイトル 【婚礼業界におけるライセンスビジネス展開】7月末、仙台市にてカジュアルウェディングのサービス提供を開始。

株式会社NOVICは、株式会社 蘭とライセンス契約の締結を致しました。既存のサロンに加え、仙台市にてウェディングプロデュース事業を行います。
株式会社 蘭は1964年に創業し、現在、気仙沼市と仙台市中心に事業展開しています。婚礼ヘアメイク事業をはじめ、美容サロンやフォトスタジオを運営。「美を通じた各事業が活き活きとした社会の創造となる」をビジョンに、常に新しい価値観・商品を提案し、女性のライフスタイルに新しい風を送り続けています。
この度「私たちは愛と活力をとどけすべての人々を最幸にします」をミッションに、カジュアルウェディングのカルチャーを日本中の皆様にお届けしようとしている株式会社 NOVICとの方針が一致し、契約締結に至りました。

  • ライセンスビジネス展開について

NOVICは『カジュアルウェディング』というこれまでにないカルチャーを全国に広げる為、ライセンスシステムの展開を行っています。移り行くカスタマーのニーズに合わせ、これまでにない選択肢となる新しいサービスを提供し、関わるすべての人々を最幸にする。NOVICのミッションに共感していただける、地域に根付いた企業とライセンス契約を締結し、ウェディングプロデュース事業を行うことで、お客様それぞれの最幸を実現し、地域社会の活性化にも寄与することを目標としています。

■ライセンシーと共有する価値
NOVICライセンスシステムでは、ライセンシー(加盟企業)がスムーズに運営するために、主に4つの価値を共有しています。

1.  婚礼業界全体におけるNOVICの相互アライアンスネットワーク
2.  パッケージ化されたカジュアルウェディングコンテンツ
3.  生産性と再現性を実現する教育カリキュラム
4.  カスタマーデスクをはじめとする負担を軽減する業務支援体制

■NOVICライセンスビジネスの意義
コロナ禍でのニューノーマルウェディングなど、婚礼マーケットで新たな結婚式のスタイルや、カスタマーの結婚式に対する価値観やニーズの変化が加速化していることもあり、婚礼業界では、さらに多様なスタイルが選択肢として求められています。これまで大都市を中心に、カジュアルウェディングマーケットの創造をしてきたNOVICは、大切にしているミッションに共感を頂いた地域の企業と、ライセンス事業による全国サービス展開をしていくことで、結婚式の新しい選択肢を提供し、各地域婚礼マーケット活性化に貢献していきます。

■ライセンシー企業
現在NOVICのライセンスシステムは、久留米・新潟・仙台の3か所に展開しています。

株式会社 旅ステージ
2020年5月、旅を通じて大切な思い出や感動を提供することで社会に貢献し、より良い未来を創造しようとしている株式会社 旅ステージと契約を結び、久留米サロンをオープン。

株式会社 BBS新潟
2020年6月、イベントプロデュース企業として、地域にたくさんのワクワクを創造しようとしている株式会社 BBS新潟と契約を結び、新潟オフィスを新設。

株式会社 蘭
2021年5月、常に新しい価値観・商品を提案し、女性のライフスタイルに新しい風を送り続けている株式会社 蘭と契約を結び、7月に仙台サロンのオープンを予定しています。

NOVICはこれからも成長を続け、直営店舗とライセンス店舗を含めて全国でNOVICのサービスを展開し、愛と活力を届けていきます。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

NOVICが蘭とライセンス契約を締結のリリースについて考察

と、上記のようなライセンス契約を締結しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

ライセンス契約の概要と目的

リリース内でも詳しく記載されているので概要についてはそちらをご覧ください。簡単にまとめるとNOVICの持つウェディングコンテンツ・ノウハウを提供することで、ライセンス提携企業は地元でのサービス提供をしてくださいね、と言った内容です。

縮小するブライダル業界でこれから事業展開、拡大するには大きなリソースの投下が必要ですが、欄センス契約であれば自社のプロデュースノウハウやコンテンツをスピーディに展開することが可能になりますし(NOVIC側)、一方外部企業からすると見えにくいブライダルノウハウをライセンス契約で取得することができるので、ブライダル進出が容易になることが目的です。

結婚式用のコアコンピタンス、とは?

これまでのブライダル業界では、

  • 結婚式場を新規出店する
  • プロデュースサービスが対応可能エリアを広げる

これらが事業拡大には必要でした。しかし、結婚式場の建設費用や人材の確保などの初期投資が大きく、また投資回収に数年を要するなどかなりリスクが大きかったんですね。それでもゲストハウス拡大期は作れば売れるという状況だったので何とかなりましたが、スタイルやニーズが多様化していく今後も同じような成長モデルが継続するとは限りません。

個人的には今回のNOVICのような取り組みは増えると思っています。これまで培ってきた式場運営ノウハウを他社と協業して展開することで初期投資リスクを抑え面を広げる、という仕組み。

特に大手の方が体力もあるし向いているんじゃないかなぁと思うので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

NOVICが蘭とライセンス契約を締結のリリースについてまとめ

こういうリリース面白いですよね。どうやって広まっていくのか見ていきたいです。

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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