アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。
プランナーブログを頻度高く更新しているものの、明確な目的をもって運用している会場は少ないのではないでしょうか?それなりの工数がかかっているにも関わらず、さほど集客にも貢献していない状態はもったいないですよね。
せっかく手間暇かけて更新しているなら、わずかでも集客効果を狙いたいところ。今回の記事ではプランナーブログの有効活用法について書いてみます。
結婚式場のプランナーブログとは?
プランナーブログとは結婚式場で働いているウエディングプランナーやスタイリストなどが書くスタッフブログのことで、
- ゼクシィなどの媒体のブログコンテンツ
- 式場の公式HPの中のコンテンツ
この2つがあります。
今回の記事では主に会場の公式HPに掲載しているブログについて書いていきますが、最近では媒体のブログを更新している式場は少ないみたいですね。
プランナーブログを運用する目的
ゼクシィなど媒体のプランナーブログを運用する目的
既に自社の会場についてある程度知っている人が見ることのが前提なので、トリッキーで刺激的な内容を書くというよりは、基本情報の補足やビッグフェアの告知、式場の日常などについてなどの内容を更新し、来館予約導線上のユーザーマインドをサポートするような運用を心がけるとよいでしょう。
ただ、最近は媒体内のブログを読むよりもInstagramの式場公式アカウントを見る人が多いので、対策の優先度はかなり下げていいと思います。
会場HPのプランナーブログを更新する目的
媒体のブログ同様サイト内回遊からの流入もありますが、式場ブログは自然検索から新規流入を狙うことができる、というのが大きく異なる点です。
そのため、先ほどの媒体内のプランナーブログの運用目的に加え、新規流入施策の1つとして活用する、というのも目的と言えるので、小さく始められるSEO対策としてプランナーブログを活用する、というのも意識してみてもいいと思います。
プランナーブログを結婚式場集客に活用するためのポイント
独自ドメインサイトに書く
会場HPのドメイン配下に書いていくのがオススメです(https://{会場ドメイン}.com/blog/{article_id}/ のような構成)。たまにアメブロやライブドアブログなどの無料ブログツールでブログを書いているケースも見かけますが、無料ブログツールの場合、
- ブログページに他社の広告が表示されることがある
- 急に仕様変更になることがある
- いい記事をたくさん書いてもドメインが強くならない
といったデメリットが多いのでオススメしません。既存のサイト内にブログを書く場所がない場合であっても外部ドメインに書くのではなく、WordpressやMTなどのCMSを外付けして同じドメイン配下に構築しましょう。
検索上位を狙える&読者の求める内容の記事を書く
今日の出来事や結婚式事例、ウェディングストーリーといった来館予約を促すサポートコンテンツだけではなく、結婚式のノウハウ系の記事を一定割合で混ぜてSEOを狙いましょう。
特に結婚式場探しや結婚式準備のノウハウ系の記事はしっかりしたコンテンツを書けば上位表示を狙える余地がまだあるので、正確にディレクションをしてコンテンツを積み上げていけば、1年以上かかるとは思いますがそれなりに自然検索の流入は取れるようになるのではないかと思います。
安定して継続できるように運用フローを整える
可能であれば、外部のSEO専門家によるディレクションは入れた方が効率はいいと思います。
- 何をテーマにした記事を書くか
- どんな文章構成で書くか
- どれくらいのスケジュールで書くか
このようなライティングの段取りを決め、実際の文章はプランナーが知っていることを自由に書く、という体制がいいと思います。
SEOライティングをそこまで強く意識しなくても、プランナーやスタイリストの本業としての知識や理解があるので、キーワードの指定さえ外さなければ大きくずれたものは出来上がらないことの方が多いと思います。
理想としては採用してインハウスで進められるとよいですが、それが難しい場合はメディア構築やコンテンツ制作ディレクションに強みを持ったSEOコンサルの会社をうまく活用して施策を組んで実行していくといいと思います。
結婚式場集客のプランナーブログ活用についてまとめ
プランナーブログは多くの会場が書いていますが、うまく集客に結びつけられているところは少ないと思います。どうせ書くならしっかりとSEO戦略を立てて、集客に結びつけられるようにしたいですね。