更新日 2021年09月01日

結婚式の二次会の市場規模はどれくらい?

0051_結婚式の二次会の市場規模

アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

通常の結婚式と比べると単価は低いものの、必要な付帯設備や条件が少なく、カジュアルな雰囲気で行えることが人気の二次会。

今回の記事では、ブライダル業界における「結婚式の二次会」の市場規模を算出しました。

 

ブライダル業界における二次会の位置づけ

51_ブライダル業界における二次会市場の位置づけ

結婚式の二次会とは、挙式・披露宴とは別に友人などへの結婚披露の場として設ける宴席の場で、元々は新郎の友人たちがふたりの結婚を祝うための集いが、現在の二次会の始まりであったとされます。

結婚式を挙げた会場と同じ会場(の別バンケット)でそのまま二次会を行うケースや、移動して別の会場で行うケース、または親族だけで海外挙式を行い、後に国内で友人だけを招いて二次会を行うケースなど、列席するゲスト・開催場所の組み合わせは様々でます。

市場の中での位置づけでは、ブライダル関連市場>挙式披露宴・披露パーティ市場の中の一部、と言えるでしょう。

 

結婚式の二次会の市場規模

51_結婚式の二次会市場の市場規模_2

結婚式の二次会の市場規模は以下の数式で算出できます。

結婚式の二次会の市場規模=婚礼実施組数×二次会実施率×二次会にかかる単価

  • 婚礼実施組数:30.1万組
  • 二次会実施率:33.9%
  • 二次会の平均単価:32.4万円

これらを基に331億円と試算できます。※情報ソースは本記事最後部に記載。

 

その他の二次会に関するデータなど

二次会の実施率の推移

51_結婚式の二次会の実施率の推移_2

年々実施率は下がってきてますね。

二次会の平均人数の推移

51_結婚式の二次会の平均出席者数の推移

小規模化が進んでいる。

二次会の総額平均の推移

51_結婚式の二次会の総額平均の推移

年々下がってきている。

二次会の幹事代行業者利用率の推移

51_結婚式の二次会の幹事代行事業者の利用状況の推移

これは増えている。

 

結婚式の二次会の市場規模についてまとめ

推移でみると徐々に縮小していることが分かります。また幹事代行利用者の割合が増えていることからも、手間をかけずにライトに開催したいニーズが大きくなっていることが予想されます。そのうちなくなるかもしれませんね。。

また、別記事で結婚式の二次会以外の市場についても分析した記事を参考で載せておきますので、興味あればご覧ください。

ブライダル業界の市場規模はどれくらい?関連市場も含めた算出結果まとめ

※この記事の情報ソース

この記事を書いた人

市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル3.0を実現する」をミッションに掲げ、ブライダル事業者向けマーケ支援、ブライダル特化の人材紹介、Leju(フリープランナープラットフォーム)を運営しています。マーケティング、事業企画が得意。

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