アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。
企業のIR情報を見て会社の状況や方針を理解できるのは、社会人としての重要なスキルの1つです。そこで、今回の記事では、アイ・ケイ・ケイ(以下、IKK)の2020年10月期第二四半期の決算説明資料をもとに、その内容について考察してみようと思います。(注)本記事の内容はあくまで個人的な見解であり、投資向けに書いているわけではありません。この記事の内容をご覧になられて投資判断をされても一切の責任を負えませんのでご了承ください。
2020年10月期第2四半期の決算概要
元となるIKKの2020年10月期第2四半期の決算説明資料は下記URLで見ることができます。
https://www.ikk-grp.jp/ir/irnews/IRNews-20200528-2/main/0/link/20200528setsumei.pdf
決算概要
数字がたくさんあるのでざっと見るべきポイントをまとめると
- 売上高:前年比減17億円
- 売上総利益:前年比10億円減
- 営業利益:赤字
となっており、コロナの影響でほぼ施行ができていない影響だと思います。IKKは地方都市への出店がメインなので他上場企業と比べて業績への影響がどうなのかと思っていたのですが、同じく影響が出ているようです。
営業利益の推移を見てもらえればわかると思いますが、大きく赤字です。IKKの決算はブライダル上場企業の中でもかなり高水準で安定していると個人的には思っていたのですが、そのIKKでもこれだけ影響が出ており、残りの下半期でも回復は難しいと思いますね。下手したら通期でも赤字になる可能性はあります。
業績の見通し
IKKも他の上場企業と同様、現時点での具体的な業績予測数値の公表は控えていますが、当面の運転資金の確保は出来ているようです。
また、「新型コロナウイルスの影響によるキャンセルはごく僅かであり、延期により来期にシフト」ともあるので、2020年度の業績として返ってくることはなくても2021年度の業績は確保できる見通しなのかなと思います。
新型コロナウイルス感染拡大防止
IR資料の中にも上記の記載ありましたが、どちらかと言えば現場レベルでの対策がメインなのかなと思います。オンライン化などはエリアによって温度感も違うので、IKK出店エリアだとこういった対策の優先度が高いという判断なのかもしれません。
その他の取り組み
- 東京都江東区に新規店舗の出店を計画
- 既存店のクオリティ強化のためのリニューアルを実施
- 海外事業(インドネシア)は2店舗目の営業を開始
- 食品事業部門を新設し、新商品を企画開発
と上記の内容ですが、これまでリリースされてきた内容と大きな違いはなかったのでここでは割愛します。詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
- 2020年10月期第一四半期のアイ・ケイ・ケイ(IKK)の決算について考察してみた
- 2019年10月期のアイ・ケイ・ケイ(IKK)の決算について考察してみた
- 2019年10月期第3四半期のアイ・ケイ・ケイ(IKK)の決算について考察してみた
アイ・ケイ・ケイ(IKK)の2020年10月度第2四半期決算についてまとめ
ほんとに簡単にですが、決算説明資料をもとに考察を書いてみました。ブライダルの現場で働いていると企業のIR情報を見ることはほとんどないとは思いますが、他の会社でどんなことをやっているのか、起こっているか、ブライダルマーケット全体をどのように捉えて動いているのかなどがわかると意外と楽しいと思うので、この記事をきっかけにIR資料も見るきっかけになってくれればうれしいです。